関口大和(une)による創作楽器「Fractal bonan」
ハリーパーチの1オクターブ43音の"ダイヤモンド・マリンバ”は、ひし形の方丸に合掌のように配置された音階のマトリックスを描ききった設計だったが、その合理的で斬新なキーボード(鍵板)設計、という面白さと向かい合った結果、オクターブ36音を用いて、6マス1エリア、エリアがx6個集まりフラクタルで大きな6角全体像を作るような配置の楽器構成を考案した。
完成したものを演奏してみると、シーケンスする手の動きを→円周方向にずらすことで微分音の構造的な演奏が可能であったり、新鮮な発見がありとにかく面白い。
このユニークな構造の楽器、まずは是非とも演奏してみてください。
優しく叩く、複数人ではリズムを合わせて。